「ガーデニア」のサービスの紹介
ガーデニアが提供するオンライン秘書・事務代行サービスは、オーナーである小林の感性と個性を反映したオーダーメイドのサービスを丁寧に提供していく、ウィーンの隠れ家風プチホテル(boutique hotel)のようなサービスをイメージしています。
目立つ形でブランド性を打ち出す高級ホテルや、拡大志向のチェーンホテルのような画一的なサービスとは一線を画し、ウィーンという独特の伝統に基づく古都のような秘書としての普遍的な品格をベースしつつ、各種AI/ITツールを活用して効率性とカスタマイズ性を提供することが当サービスの最大の特徴です。
オーストリアは東西南北の交通の要として、またハプスブルク帝国時代からの多民族国家としての歴史がありますが、その雰囲気を最も強く感じられる都がウィーンです。ウィーンは、ヨーロッパの東西と南北を結ぶ十字路として、さらにはヨーロッパとアジアやスラブへの玄関口として知られています。同時に、ウィーンの森に囲まれた自然豊かな文化と商業の都です。
おそらく日本人にとって、オーストリアという国もウィーンという都市も、フランスのパリやイギリスのロンドン、スペインのマドリードやイタリアのローマなどの観光地と比べると、そこまで知名度はないでしょう。
しかし、オーストリア、そしてウィーンを本拠地としたハプスブルク家は、数百年にわたる婚姻政策を通じてあらゆるヨーロッパの王室と都市の内側に入り込み、そのすべてに自身の痕跡を静かにそして着実に残している「ヨーロッパの影の立役者」なのです。
当サービスがイメージする「ウィーンの隠れ家風のプチホテル」は、裏側から人知れず広範囲にわたる影響力を持つオーストリアらしさ、ウィーンらしさを体現しています。
そのホテルは、ウィーン旧市街の一角、とても便利だけれどそれと分からなければ玄関を見落としてしまうような1本入った裏通りにあります。
ホテルの玄関は重厚でクラシカル、しかし高いセキュリティ性を持ち、誰でも簡単に出入りすることはできません。事前に予約済みのお客様だけが出入りできるようになっています。
玄関を入ってすぐのフロントデスクでは、節度を守った親密さと適切な距離感で、コンシェルジュが丁寧に対応してくれます。
宿泊客になっていただいたお客様だけに開放しているホテルの中庭は、様々な花が咲き誇りますが、特にくちなしの花(ガーデニア)をメインの植栽としており、初夏にはくちなしの花が咲き誇ります。
ガーデニア(くちなし)は、洋の西問わず温帯地域であればどこにでも見られる植物です。
日本ではくちなしという言葉から「秘密を守る、口が堅い」という意味を持ち、ヨーロッパではその香りが(近年に至るまで)精油として抽出不可能だったことから「沈黙の花」と呼ばれていました。
くちなしの花は、ジャスミンのように甘く、同時にすっきりとした柑橘系のノートを持ちます。各メゾンから、男女両用の香水の香りが出されていますが、調香師の解釈によって再現された香りはそれぞれ全く違います。
このように、くちなしが、
- 東西どのような文化圏でも知られていること(外国語対応可能)
- 秘密や沈黙と結びつけられる植物であること(経営者や事業主のセンシティブな情報に対しての配慮)
- 香りの解釈が様々に変わること(人に応じて変化する柔軟性を持つこと)
- 男女両方に受け入れられるユニセックスな香りであること(LGBTQなど様々なジェンダー観を持つ方も含めてサポート可能な多様性を支持すること)
これらはすべて、当サービスで大切にしている要素と重なり合うため、当サービスの屋号をガーデニアとしました。
くちなし(ガーデニア)とやさしさ
あるいはもっと詩的な言葉で表現するなら、かの有名な松任谷由実さんの歌「やさしさに包まれたなら」に出てくるように、くちなしは「やさしさ」を表現している花だと思います。
「やさしさ」という言葉は、近年ではビジネスの文脈でも、顧客や関係者に複雑さや使いづらさを感じさせない顧客体験を表現することが多くなっています。
こうした背景を踏まえ、ガーデニアが考える「やさしさ」とは、
「自分が、自分が!」と前に出るよりも、裏にいてじつに細やかな采配をし、その成果はその人がいないと成せなかったのに、そのことを最後は誰も気づいていないような精神性の高い支え方
のことだと考えています。クライアント様に対して、可能な限りこのような支え方ができるようなサポート業をガーデニアは目指しています。
それはちょうど、戦争による征服や侵略ではなく、婚姻という平和的外交手段によってヨーロッパ中に自身の領土と関係者を拡大しながらいつの間にかヨーロッパを裏からまとめあげたハプスブルク帝国の政策(在り方)とも通底するものであると考えています。
全関係者との平和的発展のための提案を行います
ガーデニアは自身の規模の拡大やマーケットの独占を目指すサービスではありません。
ウィーンの隠れ家風プチホテルの客室に限りがあるように、ガーデニアが関わることのできるクライアント様の数も限られています。それゆえに、クライアント様とは長期的に互恵的な関係性になれるかどうかを重視しています。
また、クライアント様と当サービスの2者間だけではなく相互の関係者全員の幸福と納得感を重視しています。ガーデニアにとって、日本のオンライン秘書・事務代行サービスの「同業他社」は、アメリカに20年遅れていると言われている黎明期の業界の地位向上や問題解決をともに行う「同志」であると考えています。よって、自サービスの売り込みや過剰な値上げ、自サービスへのスイッチングを過剰に促す営業などは行いません。
同時に、オンライン秘書・オンラインアシスタントとクライアントとが対等で互恵的な関係になれるよう、関係性の質の向上につながる行動指針を、クライアント様に忌憚なく提言させていただくこともございます。
たとえば、現状利用されている他業者事務代行サービスやオンライン秘書からの当サービスへの乗り換え(スイッチング)を検討されているクライアント様であっても、ヒアリングを重ねるうちに、むしろ必要なのは業務プロセスの見直しや、より頻繁で効果的な外注先とのコミュニケーションであるということが分かった場合には、そのようなご提案を差し上げることもあります。
また、当サービスがクライアント様にとって最適解ではなかった場合、他のサービスやオンライン秘書を推薦したり、クライアント様と一緒に採用や面接プロセスをお手伝いし伴走する採用代行も行っております。
自ホテルの部屋が満室であるとき他のホテルへの宿泊を推薦したり便宜を図るコンシェルジュのように、ガーデニアは、独自のネットワーキングにより、独立性を保ちながらそれぞれの強みをシェアし合うゆるやかなオンライン秘書のギルド(コミュニティ、アライアンス)を構築しています。そうしたネットワークの中からクライアント様にぴったりの他サービスや他業者をご紹介させていただくことも可能です。
初回のご相談60分を無料でご利用いただけます
ガーデニアでは、初回のご相談60分を無料でご利用いただけます。
この機会に疑問点や不明点など、何でもお気軽にお尋ねください。お悩みのこと、心配なこと、気がかりなこと、「こんなことを聞いても大丈夫かな?」などと思わず、何でもざっくばらんにお話しください。時間の許す限りじっくりと丁寧にお話をお伺いし、解決のための手段や方法をご提案いたします。